元来、柔術の起倒流の形であったものを講道館の形のひとつとして残したもの。表14本、裏7本から成り立っており、武士が戦場で鎧を着用した状態での組討ちで投技を中心として考案されている。
【昇段における評定】 八段
[表]
体(たい)
夢中(ゆめのうち)
力避(りょくひ)
水車(みずぐるま)
水流(みずながれ)
曳落(ひきおとし)
虚倒(こだおれ)
打砕(うちくだき)
谷落(たにおとし)
車倒(くるまだおれ)
錣取(しころどり)
錣返(しころがえし)
夕立(ゆうだち)
滝落(たきおとし) [裏]
身砕(みくだき)
車返(みずぐるま)
水入(みずいり)
柳雪(りゅうせつ)
坂落(さかおとし)
雪折(ゆきおれ)
岩波(いわなみ)